手ぶれ補正でしっかり撮影


手ぶれ補正でしっかり撮影

写真で気になる「手ぶれ」

写真で気になる「手ぶれ」 写真撮影でどうしても気になるのが手ぶれ。手ぶれはシャッターが開いている間の動きのせいで起こる現象です。手ぶれの原因は2つ考えられます。それぞれの理由と対策を見ていきましょう。

手ぶれ対策その1:連写モードを使う

1つは、被写体(写真に写す対象)が動くことで起こる手ぶれです。ペットの犬や猫、小さな子供、風に揺れやすい草花などは手ぶれしやすい被写体といえます。また光が移動する観覧車などのイルミネーションもぶれやすい被写体です。
手ぶれはシャッターが開いている間に起こります。写真アプリで言うと撮影ボタンを押して「カシャッ」という音がするまでの間が大切になります。素早い動きをする子供や動物などは、連写モードのある写真アプリを利用して素早く撮るとよいでしょう。

手ぶれ対策その2:カメラを安定させて撮る

手ぶれ対策その2:カメラを安定させて撮る もう一つは撮る人の手や腕がぶれてしまうことで起こる手ぶれです。足場が不安定だったり、腕を伸ばして撮影するとどうしても手ぶれが起きやすくなります。スマートフォンはデジカメよりも薄く、握りにくいために手ぶれが起きやすいとも言えるでしょう。デジカメで写真撮影する時と同じように、足腰を安定させて脇をしめて撮影する。台や塀などの上にスマートフォンを置くなどすれば、ずいぶんと手ぶれを防げます。
写真アプリの中には、シャッターボタンを設定できるアプリもあります。スマートフォンの液晶画面をタッチして撮影するとどうしても手ぶれしやすい人は、ロックボタンや音量調節ボタンを押して写真撮影できるアプリを選ぶとよいでしょう。しっかりと構えて撮影できますよ。
その他より本格的な撮影のためにスマートフォン用の三脚アクセサリなどを使えば、ブレない写真が撮りやすくなります。

「手ぶれ」をうまく生かすコツ

写真撮影する上で手ぶれは気になる現象です。ですがあえて手ぶれした感じを残すことで、素早さや激しさを出すというテクニックもあります。その場の躍動感や活発さが残像として残る手ぶれ写真も、見方によってはいい思い出になることも。その際は加工・編集に特化した写真アプリを使って思い切った写真に仕上げてみるという手もあります。