画像モードを使いこなす


画像モードを使いこなす

写真に重要な光の露出

写真に重要な光の露出 英語で写真という意味の"Photography(フォトグラフィ)"は「光で描かれたもの」という意味です。写真と光は切っても切り離せないもので、晴れた日、曇の日、蛍光灯、夜景などさまざまな光の加減によって写真の出来が大きく変わってきます。真っ暗なところでは写真は写りません。
写真撮影でよくある失敗の一つが光の調節ミスです。写真の明るさや暗さを決める要素を『露出(ろしゅつ)』といい、撮影する時にこの調整がうまくいくと自然な写真になります。人の目でみて自然な明るさで見える写真にするには、明るさの加減である露出に気をつける必要があります。
写真アプリの多くは露出をオート設定してくれますが、明るすぎたり、暗すぎたりと意外と自然に見えないこともよくあります。しかし自分でキーを変えながら写真を取るのはなかなか面倒くさいものです。

画像モードを切りかえて露出を調整

そんな時は、画像モードが切り替えられる写真アプリを使うといいでしょう。『逆光』『曇り空』『屋内』など写真アプリの中でも画像モードが切替えられるアプリを使ったり、『夜景モード』『トイカメラモード』など、特定の画像モードに特化したタイプのアプリを使うと写真がうまくとれます。
画像モードを自在に変更できるアプリなら、明るい太陽の下など、強い光に向かって写真を撮っても、逆光の見えづらさが少なくなります。レストランのオレンジ色のライトの下で料理を撮影しても、そのままおいしそうに写ってくれるのです。

露出は撮影時に決まってしまう

露出は撮影時に決まってしまう 露出は基本的に写真を撮る時にしか調節できないものです。後から画像加工でいくらか色を濃くしたり、明るさをアップさせることはできますが、白く飛んでしまっている写真や、黒く潰れてしまっている写真を完全に補正することはできません。
写真を撮るシーンはその日、その時、その瞬間の光を写すということでもあります。「今だ!」と思った瞬間をよりキレイに写真に残すためにも、露出を適切に切り替えられる写真アプリをうまく使って、素敵な思い出作りをしたいですね。